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【新NISA】共働き夫婦が最初にやるべき口座開設の手順
「投資、なんとなく夫に任せてた」「うちは私が家計担当だけど、NISAは後回しにしてた」——共働き夫婦のみなさん、こんな経験はありませんか?
毎日仕事と家事・育児で手いっぱいだと、お金のことはどうしても「いつかやろう」で先送りになりがちです。でも新NISAは、忙しい共働き夫婦にこそ活用してほしい制度。この記事では、投資がはじめての方でも迷わず動けるよう、口座開設の手順を順を追って解説します。なお、投資にはリスクが伴いますので、最終的な判断はご自身でお願いします。
① 夫婦それぞれが口座を持てる=非課税枠が2人分になる
新NISAの口座は、1人につき1口座しか開けません。ただし、夫婦はそれぞれが別々に口座を開設できます。つまり、夫婦2人でNISAを活用すれば、非課税枠(利益に税金がかからない枠)を2人分使えるということ。
新NISAでは、1人あたり年間最大360万円、生涯で最大1,800万円という大きな非課税枠が設けられています。2人分あわせると、その枠はさらに広がります。「夫の口座だけでいい」と思っていた方も、ぜひ自分名義の口座も検討してみてください。夫婦それぞれの収入で、それぞれが積立できるのが共働きの大きな強みです。
② 家計のどこから積立に回すか——固定費の見直しが第一歩
「積立したいけど、毎月の余裕がない」というのはよく聞く悩みです。いきなり積立額を増やそうとするより、まず固定費を見直すのが効果的です。
見直しやすい固定費の例としては、スマホの料金プラン(格安SIMへの乗り換えなど)、使っていないサブスクリプションサービス、保険の内容の再確認などがあります。毎月数千円でも固定費が減れば、その分を積立に回しやすくなります。
積立額は「無理なく続けられる金額」からスタートするのが鉄則。月々の積立が20年続いたときにどのくらいになるか、夫婦2人で積立を続けた場合のシミュレーションは下の図をご覧ください。数字を見ると、「コツコツ続ける」ことの意味が実感できるはずです。
③ まず片方が口座を開く——もう一方は後でいい
「2人同時にやらなきゃ」と思うと、それだけでハードルが上がります。最初はどちらか1人が先に口座を開くだけでOKです。
口座開設の大まかな流れはこちらです。
- 証券会社を選ぶ(楽天証券・SBI証券などのネット証券が手続きしやすくおすすめ)
- マイナンバーカードまたは通知カードを準備する
- スマホやパソコンからオンラインで申込む(最短数日で開設完了)
- 積立する商品と金額を設定する(インデックスファンドと呼ばれる分散投資型の商品が初心者向き)
- 引き落とし口座やクレジットカードを登録して完了
慣れてきたら、もう一方のパートナーの口座も開設する、という2段階で進めると焦らずスムーズです。
④ よくある質問——夫婦どちらの名義が有利?
Q. 夫と妻、どちらの名義で積立するほうが得ですか?
結論から言うと、どちらが有利ということはありません。新NISAは名義人の収入や税率に関係なく、非課税の恩恵は同じように受けられます。「収入が多い夫の名義のほうがいい」という誤解もありますが、NISAの非課税メリットに収入の多い・少ないは関係ありません。
ただし、注意点が1つ。夫の収入を妻の口座に入れて積立するのは「贈与」とみなされる場合があります。それぞれの口座には、それぞれの収入から積立するのが基本です。共働き家庭であれば、それぞれが自分の収入から自分の口座へ積立するのが一番シンプルで安心です。
「完璧に理解してから始めよう」と待っていると、それだけ時間を損してしまいます。まずは1人が口座を開くところから。小さな一歩が、将来の家計を大きく変えるきっかけになります。
評価額 元本
元本 720万円 → 約 1,233万円 (+513万円)
※月末積立・複利で計算した概算です。将来の運用結果を保証するものではありません。